日本茶を一杯分ずつドリップで淹れる新しい飲み方「DripTea(ドリップティー)」を飲んでみました!
コーヒーだと、一杯分ずつのドリップコーヒーをよくみかけますが、日本茶は珍しいですね。
緑茶を一杯だけ飲もうと思うと、ティーバッグを使うことが多いです。
手軽なティーバッグとの違い、美味しく飲める秘訣などをWEBセミナーで教えてもらいました!
ドリップバッグ式の日本茶「Drip Tea」
日本茶を入れる専用のドリップバッグを使ってる
ドリップバッグはしっかりお湯を通すメッシュ生地。
持ってみても指が透けてみえます。
コーヒーのドリップバッグの場合は、キッチンペーパーのような透けない素材を使っています。
コーヒードリップと似たような形をしていますが、緑茶を美味しく飲むため、素材にこだわっているのです。
ティーバッグとの違い
市販のティーパックと、日本茶ドリップバッグの大きな違いは「空間の広さ」
茶葉がじっくりひらくと日本茶は美味しく飲めるのです。
ティーバッグは、案外小さいので茶葉が広がる空間が足りません。
ドリップティーのドリップバッグはティーバッグの倍くらいのサイズがあります。
お湯を注いだら、茶葉がのびのびと広がる様子がみえます。
一煎目をとりおえ、茶葉が開いたパックの様子はこちら。
すっごくふくらんでますよね。
この量、もしもテトラパックの中だとパンパンでおさまらないのでは・・・?
実際に飲み比べてみても、一煎目の味の出具合はテトラよりも、ドリップバッグのほうが濃く感じました。
熱湯で入れても美味しいお茶を使ってる
お茶については学校の家庭科の授業で習った程度の知識しかない私。
WEBセミナーで美味しいお茶の淹れ方について、紹介がありました。
お湯の温度とお茶の味の関係です。
低温・・・甘うまい
高温・・・さっぱり
と、変わってきます。
美味しい日本茶を入れるなら
ベストは60度って教科書に書いてあるのだとか。
でも毎回60度を用意するのは大変です。
ドリップティーでは、沸かしたての高温のお湯でも美味しく飲める茶葉を採用しているとのこと。
これなら手軽に飲めますね♡
全部で5種類の日本茶
ドリップティーの種類は全部で5種類です。
- 煎茶
- 煎茶&カモミール
- 釜炒り茶 ※有機栽培の農園で栽培
- 紅茶 ※有機栽培の農園で栽培
- 京番茶
煎茶&カモミールのようなブレンド茶や、紅茶も国産のもので、珍しいラインナップです。
新鮮すぎる!プラスシリーズの味変
5種類の基本のドリップバッグシリーズとは別に、プラスシリーズという商品があります。
組み合わせは決まっています。
- 煎茶 + 山椒・クロモジ
- 煎茶&カモミール + ライム・アップル
- 釜炒り茶 + 玄米
- 紅茶 + ゆず・シナモン
- 京番茶 + スパイス
ベースのドリップティーだけで味を楽しんだあとに、追加素材を投入して味変を楽しめます。
一煎目から追加素材をいれて飲むことも可。
市販のお茶では見られない組み合わせだから、こだわり派の友達に贈っても「おおっ」と言われそうです。
日本茶をドリップで飲んでみました
茶葉がひらくのを眺めながら香りを楽しむ一煎目
一煎目はお湯をいれて1分。
さっそくお湯を注いで1分待ちます。
お湯を沸かしてからちょっとだけ冷ましておいたケトルから注ぎます。
使ってるケトルは、月兎印のスリムポットです。
一煎目なのでふんわりいい香りがします。
一分たったらお湯を切ります。
しっかりお湯を切れば3杯まで楽しめるとのこと。
いれたてのお茶です。
いいかおり♡
煎茶です。
お味はですね、ちょっとお高い食事のあとに提供されるお茶。
料亭とか、うなぎやさんとか、いつもより高いお店に行ったときに食後に出てくるお茶。
そんな味です。
美味しい♡
2杯目は煎茶+山椒・クロモジで違う味を楽しむ
続いて追加素材で味変に挑戦。
この山椒+クロモジをさきほどのドリップバッグに追加します。
この追加素材、開けた瞬間に、山椒のピリッとした香りが!
入れる前からドキドキしちゃいます。
お湯をそそぐと、ハーブティーみたいな香りがします。
香りは山椒の存在感が強めです。
ビジュアル的にはクロモジが目立ってます。
二煎目なので3分蒸らします。
ドリップバッグを上げたお茶がこちら。
見た目の変化はありません。
でも飲んでみると、すーっごくサッパリした味。
ちょっと違うけど、ミントっぽい「スーッ」としたあと味です。
すごい新感覚!!
公式サイトには「キリッとした飲み口」と紹介されていました。
キリッもわかるけど、わたしはスーッって感じです。
舌がサッパリします。
ちなみにお茶は時間が立つと味が落ちます。
淹れたてをすぐに飲んだほうが◎
茶ガラを食べるならプラス素材を入れる前のものを
WEBセミナー中に、茶がらを食べるという話題が出ました。
え?茶がらって食べれるの?
知らなかったのですが、通の方は茶がらを食べるそうです。
ドリップティーで使っているお茶も食べれます。
ただし、追加素材をいれちゃうと、茶がらだけ取り出すのが大変なので💦
食べるなら追加素材投入前に取り出したほうが良いです。
ギフトにもおすすめのご褒美日本茶
日本茶を美味しく飲むには、急須で淹れるのが一番ですが、毎回用意と片付けは大変です。
ティーバッグよりも美味しくて、急須よりも手軽に美味しいお茶を楽しみたいという人のために作られた商品です。
ドリップティーは、全種類1パック180円(税込)。
プラスシリーズは、全種類1パック390円(税込)。
市販のティーバッグ1袋10~20円程度と比べるとかなりお高いです。
家族でデイリー使いというよりも・・・
常備しておいて、自分へのご褒美としてこっそり飲みたいお茶だなと思いました。
それからパッケージがとってもオシャレでこだわっています。
グッドデザイン賞の受賞もされたプロダクトデザイナー INFIT DESIGN 田中 英明 様にデザインしていただいています。
Drip Teaはカップの中でお茶が漂うようなイメージを、Drip Tea +plusはお茶と素材が調和するイメージをデザインしていただいています。
ドリップティー自体が、2020年に発売されたばかりの新商品です。
新しもの好き、こだわりの強い系の友達へプレゼントするにも良さそうです。