気に入っていたダニエル・ウェリントン(DW)の腕時計(モデルはB32S1)。
ある日、ふと見ると針が止まっている…。
腕時計の電池切れは突然やってきますよね。以前、キーホルダー時計の電池交換を自分でやって成功した経験があったので、「DWの電池交換も自分でできるだろう!」と軽い気持ちで挑戦してみることにしました。
この記事では、私が実際にDW(ダニエル・ウェリントン)の電池交換を自分で行おうとして、予想外の壁にぶつかった体験談をお話しします。
DW電池交換を自分で試みた手順と経緯
過去の成功体験から、今回も自分でやってみようと思い立ちました。

以前交換に成功したのは↑このタイプ。
セリアで買った電池を入れて100円交換に成功しました。
ステップ1:裏蓋を開ける作業
まずはDWの電池交換に必要なものを準備。以前、キーホルダー時計で使った裏蓋オープナーを用意しました。(※DWのモデルによっては専用のオープナーが必要な場合や、こじ開けタイプ、スクリューバックタイプなど構造が異なりますのでご注意ください)。

私のDW B32S1は、裏蓋の隙間にオープナーを差し込んで「てこの原理」で開けるタイプ(こじ開け式)でした。慎重に隙間を探し、なんとかパカっと開けることに成功!ここまでは順調でした。
ステップ2:電池の取り出しと新しい電池のセット
中には小さなボタン電池が入っています。電池の種類(型番)を確認し、同じものを用意します。(※電池の型番は必ず確認しましょう。例: SR621SWなど) 古い電池を慎重に取り出します。



新しい電池を正しい向き(通常は+側が上)にしてセットします。時計が動き出すか確認できればベストですが、今回は秒針がないモデルだったので、後で確認することに。

ここまでは、特に難しい工程ではありませんでした。「なんだ、DWの電池交換、簡単じゃないか!」と思ったのも束の間…問題はここからでした。
最大の難関:DWの裏蓋が閉まらない!
新しい電池を入れ、さあ裏蓋を閉めよう、と。 パチッとはまるはずの裏蓋が、何度やっても閉まらないのです!
手でぐっと押し込んでみても、片方が浮いてしまったり、まったくはまる気配がありません。 「あれ?おかしいな…」 キーホルダー時計の時は、少し力を入れればパチンと閉まったのに。

もしかしたら、パッキンのせいかも?
安いキーホルダー時計には無かった仕様です。
力を入れすぎると時計本体やガラスを傷つけてしまいそうだし、無理やり押し込んだら内部の機械に影響が出るかもしれない…。 ネットで「DW 電池交換 蓋 閉まらない」「時計 裏蓋 閉め方 コツ」など検索してみると、どうやらDWのような薄型のスナップバック式(こじ開け式)の裏蓋は、均等に力を加えないと閉まらないことが多く、専用の「裏蓋閉め器(時計閉め器、プレス器)」という工具が必要な場合があることを知りました。
まさか蓋を閉めるだけでこんなに苦労するとは…。完全に想定外でした。
解決策:結局、時計屋さんへ
自力での裏蓋閉めを諦め、近所の時計屋さんへ駆け込みました。 事情を説明すると、「あー、これは手じゃ閉まらないタイプですね。専用の工具で閉めますね」と、あっさり。
いとも簡単に裏蓋が閉まりました。
「蓋を閉めるだけなので、今回はサービスでいいですよ」と、なんと無料! 本当にありがたかったのですが、同時に「最初からお店に頼めばよかった…」と、少し後悔しました。
DW電池交換は自分でやる?お店に頼む?比較と考察
今回の経験から学んだことを、メリット・デメリット形式でまとめます。
自分でDW電池交換を行うメリット・デメリット
【メリット】
- 費用が安い(電池代のみ)
- お店に行く手間が省ける(うまくいけば)
- 自分でメンテナンスする満足感
【デメリット・注意点】
- 裏蓋が閉まらないリスク
- 専用工具が必要になる場合がある
- 作業中に時計を傷つけるリスク(工具の扱い、力の入れ具合)
- 防水性が損なわれる可能性がある(パッキンの状態確認や交換が必要な場合も)
- 内部の部品を破損させるリスク
お店でDW電池交換を頼むメリット・デメリット
【メリット】
- 確実・スピーディーに交換してもらえる
- 専用工具で適切に作業してくれる
- 防水検査やパッキン交換など、必要なメンテナンスもお願いできる場合がある
- 万が一のトラブルにも対応してもらえる安心感
【デメリット】
- 費用がかかる(数百円~数千円程度が相場)
- お店に持ち込む手間がかかる
DW電池交換はどこで頼める?
「DW 電池交換 どこで」と迷ったら、以下のような場所が考えられます。
- 時計専門店
- 家電量販店の時計コーナー
- ホームセンターの時計修理カウンター
- 一部のデパートの時計売り場
料金や対応時間は事前に確認するのがおすすめです。
まとめ:DW電池交換はプロへの依頼が安心・確実

DW(ダニエル・ウェリントン)の電池交換は、裏蓋を開けて電池を入れ替えるところまでは比較的簡単かもしれません。しかし、裏蓋を閉める工程で、私のように専用工具がないと難しいケースがあります。
もし「DW 電池交換 自分で」挑戦しようと考えている方は、裏蓋が閉まらないリスクも考慮し、無理そうだと思ったらすぐにプロに頼ることをお勧めします。
私のように「蓋を閉めるだけ」で持ち込むのは少し気まずいかもしれませんが、時計を傷つけたり、結局お店に頼む二度手間になったりするよりは、最初から安心してお任せするのが賢明かもしれません。
今回の教訓:「餅は餅屋」。時計の電池交換は、やはりプロに任せるのが一番安心で確実でした!