多分ギリギリセーフな時期の7ヶ月にマタ旅行ってきました。
場所は下呂温泉。結婚してから2回目です。
1回目は結婚した年に行ったので、ちょっと感慨深いです。
この記事では妊娠7ヶ月のときに訪れた
- 下呂観光について
- 宿泊した下呂観光ホテルについて
- 露天風呂付き客室について
について、妊婦目線での感想をまとめています。
これからマタ旅で温泉旅行を計画する方にぜひ読んでほしいです。
下呂駅到着後の観光タイム
![下呂温泉](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011373-1024x577.jpg)
今回宿泊する下呂観光ホテルはチェックインが15時からです。
駅からの送迎が14時半だったので、少し早めに到着する電車にしました。
送迎までの時間を市内観光(足湯巡り)をすることにしました。
ところが狙っていた時間帯の電車はとれず・・・
その上、電車がまさかの30分遅延で、到着時間が大幅に遅れてしまいました(^_^;)
散策するには短いけど駅で待つには長い待ち時間になってしまって困る二人。
送迎間に合わなかったらタクシーの覚悟で散策に出発しました。
![下呂の町並み](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011377-450x800.jpg)
![下呂温泉の像](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011380-450x800.jpg)
いろいろ巡るつもりで、服装も気をつけてきたし
タオルを持参したにも関わらず、定番のゆあみ屋の足湯ひとつが限界でした・・・
ここでちょっぴり休憩して、すぐさま駅に逆戻りです。
下呂観光ホテルの宿泊記
送迎車でお宿まで移動
今回の宿泊は「下呂観光ホテルさん」です。
下呂駅からは定期的に送迎車が出ています。
お隣のしょうげつも同じ送迎車です。
両宿利用の宿泊客で、送迎車は満席でした!
チェックイン時のアメニティ選び
お宿につくとチェックイン手続き。
その後お部屋への移動の間に、女性のみアメニティと色浴衣を選びます。
口コミでアメニティ充実と評判が良かったので楽しみにしてましたが、なんというか、東横インのチェックイン時のアメニティ選びみたいで
ごめんない、私には物足りませんでした。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011397-1024x577.jpg)
基本アメニティは写真左側の
- フェイスタオル1枚
- 歯ブラシセット
の2種類。これは主人も同じセットをもらいました。
女性限定は右の3つ。
ちょっと記憶が薄れかかってますが・・・
- 化粧水
- 乳液
- 洗顔料
- メイク落とし
- フェイスマスク
- シャワーキャップ
- 綿棒コットンセット
- 泡立てスポンジ
など10種類くらいあるコーナーから3つまで選んでOKというものでした。
ただねぇ・・・
化粧水・乳液・洗顔料・メイク落としはそれぞれ試供品1回分程度のもの。(4つセットで1つにしたらいいのに!)
シャワーキャップや綿棒コットンセットなんて基本アメニティでつけてる宿のほうが多いような・・・
(綿棒とかは男性も欲しいのでは??)
という内容で、そこから3つしか選べれないわけです。
メイク落としは宿のアメニティを期待していて持参しなかったので1つセレクトして、残り2つはフェイスマスクにしました。化粧水持ってきててよかったー
色浴衣ですがこちらはサイズが2サイズ用意されています。
160センチ以上と以下です。シンプル!
ただ、私160センチなんで悩んじゃうんですよね。
どっちだよー!って
一応お腹のサイズも考慮して「以上」のほうからセレクトしました。
着てみましたが特に大きく感じませんでした。
「以下」のほうだと小さかったのかなぁ・・・?
よく分かりません。
ちなみに選ぶのは浴衣本体のみ。
東府やさんみたいに帯は選べません。
帯は部屋に備え付けられている共通のものを使います。
お部屋のお茶菓子が温泉宿感あって良い
チェックイン時にもお茶とお茶菓子のふるまいがありましたが。
お部屋にもお茶菓子が用意されてます。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011394-1024x577.jpg)
こういう温泉宿っぽい感じ大好きです。
ポットがあるので、お湯を沸かして何度もお茶が飲めます。
今回、温泉付きのお部屋にしたので湯上がりには冷たいもののほうが欲しいですね。
お願いしたら、氷水のポットも用意してくれました。
湯上がりにくつろげる読書サロン
館内にある読書サロンは、湯上がりのお水やコーヒーをいただける場所があります。
宿泊客が多いせいか、いつも人がいてあまりくつろげませんでした。
自分のお部屋のほうがくつろげますねー。
アロマポットの貸出サービス
アロマポットの貸出サービスがあると、チェックイン時に説明を受けたのでフロントに行ってみました。
貸出は食後~21時までと、限られた時間でのみ受け付けています。
無可有もアロマサービスありました。
無可有と違って、下呂観光ホテルはフロントで受け取り自分で部屋まで運ぶスタイルです。
水を張ったアロマポットをEVに乗って部屋まで運ぶのは結構スリリングでした。
無可有みたいに、お部屋に持ってきてくれたらいいのにー
大浴場はだいたい混んでる
大浴場は24時間入れます。
妊婦としては、あまり人の多い時に入りたくありませんでした。
早起きして早朝温泉に行ってみました。
5時に行ったら先客ありでした。
オンシーズンだからかなぁー
朝刊のサービスも無いよ
外泊時の密かな楽しみ、朝刊サービスはありませんでした。
新聞とってないからこういう時のお楽しみだったので残念~
夕食の良かったところ&残念なところ
夕食は2部制で、時間を選んで食事処にいきます。
2部制といっても、早目の時間を選んだところで追い出されない時間制限のないタイプです。
選んだ夕食は「あぶり会席」というコースでした。
食事処入り口で、まずは椎茸狩りが楽しめます。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/DSC_0305-1024x768.jpg)
こんなに大きな椎茸、なかなか食べれませんよねー
自分で選んだものを焼いて食べるなんて、子どもが喜びそうです。
大人でも楽しいし!
夕食の内容ですが、ざっくりと感想をのべますと、居酒屋の豪華な宴会コースといった内容です。
伝わりづらい?
いわゆる温泉宿の懐石コースではなく、宴会コースです。
ほとんど先付状態で、数品は食事中に配膳される。
ごはんはお好きな時にお持ちします。というスタイルです。
焼き物の他には、使い捨て燃料をつかった朴葉みそと鍋物2種。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/DSC_0302-1024x768.jpg)
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/DSC_0304-1024x768.jpg)
焼き物用に岩塩が用意されていました。
塩好きな私達は興奮しましたが、なんと岩塩は塊で用意されています。
おろし金がついていて、おろして使ってくださいということでした。
そんなわけで食事開始と同時に、あちらこちらからガリガリ削る音が聞こえてきておもしろいです。
楽しいのは最初だけで、最終的には疲れます。
普通にミル式のほうがラクに削れそうです。
今回お宿にチェックインした時から食事処の匂いが気になっていました。
例えるなら焼肉屋さんの入り口の匂いなんですね。
中で食事してみて気づいたのですが、窓がないから換気が悪いです。
焼き物を焼き始めると、結構目にしみました。
食事中に何度か、ご飯はいかがですか?と薦められました。
まだ大丈夫ですと断っていたのですが、つまり、私たちの食事スピードが遅かったようです。
食べ終わる前に2部のお客さんたちが入ってきました。
で、2部の人たちが焼き始めると、また煙がすごいんです。
食事を1部で選ぶと、2回燻されます。
お部屋にもどって気が付きましたが・・・
食事に着ていった浴衣は、完全に焼肉臭になっていました。
寝るときは別の浴衣に着替えたいですねー
女性は色浴衣と普通の浴衣の2枚あるのでいいですが、男性はつらいかも。
・・・と思って帰ってから調べたら。
浴衣2枚プランという宿泊プランがあるみたいです。
なかなか商売上手です。
食後酒が部屋に用意されていた
食後のサービスにスパークリングの日本酒とグラスが部屋に用意されていました。
もちろん妊婦は飲めないので、おみやげにしちゃいました。
食事はサクっと食べて、晩酌は自室でどうぞ。
というスタイルなのかもしれません。
露天風呂付き客室に泊まった感想
![下呂観光ホテルの露天風呂付き客室](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011384-1024x577.jpg)
マタ旅なので、大浴場に行けなくてもいいように部屋露天を選びました。
が、これまで泊まった部屋露天の感覚でいたら全然違いました。
悪い意味で!!
部屋露天がいまいち・・・
洗い場がない!というかあるけど内風呂しかない!
露天部分では洗えない!
写真の影にシャワーブースとかが隠れているわけではなく、
テラスは温泉のみ、以上です。という感じなんですね。
ちなみに、内風呂はこんな感じ。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011386-577x1024.jpg)
使う人がほとんどいないからか、ボディソープやシャンプーの類が一切ありません。
えー!結局大浴場行かないと体も頭も洗えないじゃーん!
もしくは、売店でおみやげ用のボディソープとか買わなきゃダメじゃん(-_-;)
これからマタ旅する方は、宿泊予定のお宿に確認をオススメします。
しかも、テラスの温泉露天風呂ですが、とってもセクシーです。(悪い意味で)
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011388-1024x577.jpg)
テラスから覗きこむと駐車場が丸見えです。
特にカメラをズームしたんじゃなくて、肉眼でこのくらいの距離感。
「おーい」って声かけたら、顔認識して返事できる距離。
テラスは腰高です。
女性がテラスの近くに立つと上半身丸見えな感じです。
テラスから遠い位置から入ったり出たりしつつ、テラスから眺めを楽しみたいときは、タオルを巻かないとダメです。
※バスローブはついてないです
露天風呂付き客室のアメニティとか設備
内風呂前の洗面はこんな感じでした。
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011385-1024x577.jpg)
コップと固形石鹸のみ用意されていました。
歯ブラシはチェックイン時に渡されたものを使うって感じですね。
タオルは1枚のみ備え付けがありました。1人1枚欲しいなぁ。
水屋はないので、ポットのお湯がきれたらこの洗面台からお水を調達です。
湯沸かし用のお水はここで汲んでください、とスタッフの方から説明ありました。
バスタオルはクローゼットに用意されています。
大浴場にはタオルの用意がないので、持っていかないと部屋に戻るはめになります。
実際、タオルがない!と言って引き返していった家族連れにあいました。笑
そのおかげでチェックイン早々に貸切大浴場楽しめましたが(^_^;)
夕食後、部屋に戻るとお布団が敷かれてました。
敷布団の宿は久しぶりです。お布団は固めでした。
冷蔵庫は空っぽタイプ
その他お部屋備品ですが、冷蔵庫は空なので持参して利用するタイプ。
ルームサービスは21時までドリンクのみ対応。
ただし基本的にはアルコール類のボトル販売、ソフトドリンクはジンジャーエールとサイダーのみ。
ビール中瓶680円、ジュース類は310円という価格帯です。
館内に自販機があるので、飲み物はそちらで調達してもいいかもです。
特にソフトドリンクはそちらのほうがバリエーションがあるし、もちろんホテル価格ですが・・・
コンセントが少なかった!
ところで、実際に部屋に持ち帰ってみて気づいたのですがコンセントの数がかなり少ないです。
どこでセットしようかしばらく悩みました。
スマホの充電もしたいし・・・悩ましい感じです。
妊婦目線での泊まってみた感想
![](https://www.tomokomono.com/portal/wp-content/uploads/2015/07/P1011409-1024x577.jpg)
泊まってみて良かった点です。
- スタッフの対応がとても良かったです。
- 部屋から見える夜景はキレイでした。
- さすが下呂。温泉は気持ちよかったです。
- 夫婦水入らずの旅行を最後に経験できて良かったです。
結論としては行ってよかったです。
ただ、今回の宿泊先の選び方が良かったかどうかはまた別の話。
下呂観光ホテルに泊まっていまいちだな、と思った点はこちらです。
- 部屋露天がとってつけた感じだった
- お風呂を楽しむには目隠しが甘いと思った
- 部屋露天に洗い場がないのがいまいちだった
- 部屋のコンセントが少なかった
- 宿泊者向けサービスが妊婦向けじゃないものがあって満喫できなかった
基本的に不満だったのは、露天風呂付きの部屋ですね。
不快な部屋ってわけではありません。
これまで泊まった露天風呂付き温泉宿の部屋と比べてしまうと残念だったという感じです。
たぶん、普通のお部屋にあとから露天風呂つけたんだろうな~という感じ。
下呂観光ホテルさんは、宿泊者全員が共通して受けられるサービスのクオリティが高いです。
露天風呂ありの宿泊費(今回支払った額)・・・6万5000円
露天風呂なし部屋(夕朝食付き)・・・約4万円
設備的には古いお宿です。
約2万5000円の差額をこの部屋に払ったのか・・・と思うと残念でしたね。
次泊まるときは、部屋露天無しで良いなと思いました。
宿の基本サービスは変わらないので、部屋にこだわる必要なかったな、と。
宿泊者共通のサービス
- 読書サロンのドリンク無料サービス
- 色浴衣サービス
- アロマポットサービス
今回の旅行でほんとうに良かったのは、スタッフのみなさんの対応です。
何かと用事で声をかけたり、お願いごとをすることがありますが
毎度気持ちの良い対応をしてください、心地よく過ごせました。
妊婦目線では、マタニティプランの宿を選べば良かったなと後悔しました。
- 読書サロンのフリードリンクが「コーヒー・紅茶・水」の三択だった(カフェイン!!!)
- 食後酒サービスはあるが飲めない(アルコール!!!)
- 布団が硬いし、妊婦的にはソファやベッドのほうがおすすめ
妊娠中じゃなければ、もっと満喫できただろうな・・・
と思うサービスもあり、逆にマタニティ向けの特別なサービスもなかったので
トータルして損した気分になったのでした。
マタ旅プランを提供しているお宿のほうがいいかもしれません。
今回の旅費
32,800円(大人)× 2名 小計:65,600円
合計:65,600円(税込・サービス料込)
とはいえ、結果的にマタ旅、行って良かったです。
実はとなりのしょうげつと最後の最後まで悩んだ末の下呂観光ホテルでした。
これから産まれてくる子どものために、ちょっと節約をと思い、下呂観光ホテルにしたわけですが・・・
最後の旅行なんだから、逆にしょうげつにしたほうがよかったのかなぁと、いまだに悩ましいところです。
こんなはずじゃなかった展開はいくつかありましたがすごく良い思い出になりました。
二人の思い出の写真もたくさん撮ることができて大満足です。
またいつか3人で来られる日を楽しみにしてます。