【写真多数】コスチュームジュエリー展に行ってきた私の体験レポート

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目次

コスチュームジュエリーの煌めく世界がやってきた

コスチュームジュエリーというのは、フェイクパールや合金などのお手頃素材を使った装飾品のことです。素材がお手頃な分、デザイン性が高いものが多いのも特徴です。
ZARAで売っているようなボリュームアクセサリーみたいな感じです。

このコスチュームジュエリーだけを集めた珍しい展示会が名古屋にもやってきました!
展示される装飾品は、シャネルやディオールなどのアンティーク作品が中心です。

ゴージャスなキラキラジュエリーも好きですが、工芸品のように個性的なデザインの装飾品を見るもの大好き!
展示される場所も愛知県美術館でアクセスも良かったので行ってみることにしました。

体験レポート!コスチュームジュエリー展

コスチュームジュエリー展にはGW期間中に行きました。会場入口には撮影OKの看板が目立つように設置されていました。

最近は撮影OKの展示会が増えてきた気がします。お気に入り作品の写真をたくさん撮れるので嬉しいです。

展示会グッズは目玉作品ばかりで・・・例えばポストカードでも自分の好みの作品は商品化されていない!ということもあるので、自分だけのお気に入りをコレクションできて良い時代になったなと思います。

さっそく私の好みで撮影したお気に入りジュエリーたちを紹介していきます❤

メゾン・グリポワ/1930年代/ブローチ”カエル”モチーフ

順路通り進んで一番最初に目についた作品。

1930年代のカエルちゃんブローチです。パート・ド・ヴェール・エナメルガラスと書かれているので、色ガラスをカエルの形に流し込んで焼いたものですね。小さいのに愛嬌があって可愛らしい!

メゾン・グリポワ/1955年頃/ブローチ”えんどう豆”モチーフ
メゾン・グリポワ/1950年代/ブローチ”すずらん”モチーフ

こちらもめちゃんこ可愛いお豆のブローチ。

カエルちゃんと同じくグリーンの色ガラスで作られています。豆の部分は模造パールです。さやの部分が、豆の形のふっくら感があって可愛らしいです。で、このお豆ブローチは、シュザンヌ・グリポワというメゾングリポワの2代目のデザイン。

右側のすずらんブリーチも同じく、メゾン・グリポワで作られたものですが、デザインはクリスチャンディオールです。ディオールのほうが爽やかというか軽やかな可愛さですよね。違いが面白いです。

メゾン・グリポワ/1938年代/ネックレス”花”モチーフ

私が思う「ザ!コスチュームジュエリー」がこちらのお花のネックレス。ボリューミーで主役級。すごく重そうですが・・・。お花のピンク色が甘いマーブル状で、ずっと見ていたくなる可愛さ。

ジャン・シュルンベルジェール/1937年/ネックレス“リボン”

可愛いネックレス続きでこちらはリボンモチーフ!素材が「マットエナメル彩メタル」と書かれていて、リボンモチーフですがメタル素材?

触れないのですが触ってみたくなりました。硬いのかな?

今回の展示会。めちゃくちゃ可愛いブローチ満載で写真撮りすぎました。撮影した中から更に厳選して紹介しています。

で、こちらのお魚ブローチ。キャプション撮り忘れたので曖昧ですが、たしかシャネルの魚ブローチです。エナメルとラインストーンを使ったもの。ひれの柔らかな形と、色味が好きで写真におさめました!

クリップ“かたつむり”モチーフ/クリップ“てんとう虫”モチーフ/クリップ“バッタ”モチーフ

1937年~1938年代のクリップです。クリップと言ってもブローチのような装飾品だと思いますけど、昆虫モチーフがどれも可愛らしい。

デザイン&制作不詳となっているカタツムリですが、貝はきれいな巻き貝を使っているところが好きです。奥のバッタ(ピント合ってませんが)、羽の部分がルーサイトというアクリル樹脂で作られています。キラキラしていてキレイでした。

ジャン・シュルンベルジェール/1938年頃/クリップ“ハート”モチーフ

これはフライヤーにも載ってた作品です。パッと見たときに、あれ?これってアムール・デュ・ショコラで見たことあるような?と思ったけど、気のせいですね。でもこんなショコラ売ってそうですけどね。可愛い。

コッポラ・エ・トッポ/1968年/ネックレス“葉”モチーフ

展示コーナー中盤。少し雰囲気の違う作品のエリアに入ってきました。イタリア人デザイナーのリダ・コッポラ(コッポラ・エ・トッポ)のエリアです。薄っぺらい言い方をすると、ビーズたくさんじゃらじゃらなデザインです。

ヴァンテーヌ世代の私としては、こういうボリュームアクセサリーは大好物で、これは今でも着用できる!という目線で順番にみておりました。その中で、個人的にヒットしたのが↑の「葉モチーフネックレス」。

すごく抽象的で「葉」と言われないとわからないですが、私はこういうデザイン大好きです。ちょっと重量感がすごいので、着用する場面は限られますが、個人的にはシンプルな洋服に装飾品はこれだけ!という装いがしたいです❤

メゾン・シス/1950年代/ブローチ“クジャク”モチーフ

展示後半は、キラキラ系の作品が並んでいました。その中で気になったのがこの「クジャク」モチーフのブローチです。クジャクカラーのガラスがちりばめてあって、中央のガラスが瞳のようで綺麗です。キャプションには「アイスクラックガラス」と書かれていて、わざとひび割れをいれる技法だそうです。すごく印象的でした。

リナ・バレッティ/1950年代/イヤリング

面白いデザインだったのがこちらのイヤリング。模造パールとラインストーンのまわりに羽根が使われています。つい最近でも、こんなデザインのイヤリングつけてるママさんいた気がします。流行の繰り返し?

リナ・バレッティ/1950年代/ヘア・ピン

私の好みストライクだったヘアピン。これはもう普通に欲しいし、つけたい。とはいえ、毎日着飾って出かける先もないので、コレクションして手元に置いておきたくなる気持ちがわかります。私もコレクションしたい。

トリファリ、クラスマン&フィシェル社/1942年/ブローチ“枝に二羽の鳥”

鳥のモチーフのブローチは、いくつかありましたが、一番好みだったのがこちら。キラキラと配色がたまりません。サイズが意外と大ぶりで、見て楽しむにはちょうどよい作品です。展示をみるほどに収集欲が高まります。

ミリアム・ハスケル工房/1930年代/ネックレス、ブローチ“すみれ”モチーフ
ミリアム・ハスケル工房/1938年/ネックレス、クリップ“フラワー”モチーフ

最後にネックレスとブローチのセットです。どちらもフランク・ヘスというデザイナーの作品です。

すみれモチーフの作品は、ミハエル・ネグリンを思い出す色合いでした。ボリューム感はこっちのほうがありますけど。展示を見ていた他のお客さんが「つけたらどんな感じか見てみたいわ」と話していました。私もそう思います。思いの外、ハワイアンな仕上がりになるかもしれません(レイ的な?)

同じデザイナーでも雰囲気が全然違うのが、ヴェネチアンビーズで作った白いお花のネックレス!なんのお花かな?と思って調べたら、どうやら「デイジー」のようでした。少しデフォルメされた雰囲気は、マリメッコっぽいです。

展示品は、こういった作品の他に、ドレスとコーディネートして展示してあるところもありました。他には、作品に関する資料としてファッション雑誌もたくさん展示してありました。どちらも撮影禁止です。英文雑誌をGoogleレンズしたい気持ちをぐっとおさえて、読めてるフリをしながら眺めてきました 笑

要チェック!混雑・割引・チケット情報総まとめ

コスチュームジュエリー展のみの所要時間は、だいたい1時間程度でした。

子連れで見に行ったので、少し早めに見て回った部分もあります。じっくりゆっくり見て回るなら2時間くらい予定しておくと安心です。

こちらのチケットで常設展も見ることができます。常設展はサラッと回ったので30分程度でした。お腹がすいたよ~と子供に急かされたので、コスチュームジュエリー展よりも、もっと駆け足で見ました・・・

訪れたのはGW期間中の祝日です。朝のオープンのタイミングでいきましたが、混雑はしていませんでした。チケットの窓口も数人並んでいる状態。展示物も混雑していて見れない!という状態はありませんでした。ミュージアムショップもスムーズに買い物できる状態でしたよ。

以前、科学館で開催していた「宝石展」のほうが、大混雑していて見づらい状況でした。

チケットは窓口でも当日購入することができます。私はアソビューの誕生日割引クーポンがあったので、そちらで購入してデジタルチケットで入場しました。ポイントも貯まってオトクでした。

デジタルチケットですが、もぎりのところで紙チケットに引き換えてもらえます。手元に半券が残るので思い出になりました。チケット窓口に並ばなくてすむ分、事前購入が便利でおすすめです。

コスチュームジュエリー展:開催期間や巡回情報をチェック!

コスチュームジュエリー展は巡回展で全国5会場を巡ります。愛知県会場は3会場目です。

東京会場
2023年 10月7日~12月17日

パナソニック汐留美術館

京都会場
2024年 2月17日~4月14日

京都文化博物館 

愛知会場
2024年 4月26日~6月30日

愛知県美術館

栃木会場
2024年 9月8日~12月15日

宇都宮美術館

北海道会場
2025年 4月19日~6月22日(予定)

札幌芸術の森美術館

巡回展ですが、会場ごとにフライヤーのデザインも違うし、展示方法も違います。

愛知会場では、ネックレストルソーで展示してあるネックレスが、京都会場ではベタ置きだったり、地域に合わせて見せ方を変えているようです。フライヤー自体も、東京は高級感ある感じですが、愛知会場は可愛さを全面に出した感じで印象が全然違います。

これから開催される宇都宮美術館や札幌芸術の森美術館が、どんなイメージで展示するのか違いを探すのも楽しそうです。

コスチュームジュエリー展:限定グッズや図録

展示会を見に行くと楽しみなのがショップコーナーです。定番の図録のほか、いくつかオリジナルグッズの販売がありました。

図録はなんと、普通にAmazonなどのサイトで購入できます。ミュージアムショップ限定ではないので、急がないのであれば自宅でゆっくり購入しても大丈夫です。逆に先に購入して見ておいてから会場に行くのもアリ。

限定グッズは
・ポストカード 25種 各165円
・ステッカー 4種 各440円
・ノート 2種 各750円
・クリアファイル 4種 A5サイズ500円/A4サイズ600円
・缶ミラー 3種 825円
・トートバッグ 2,530円

でした。

ステッカーだけはちょっと欲しいなと思ったものの、空腹の娘に急かされて購入せず。

愛知会場限定のコラボスイーツ缶も販売していました。お若いカップルが、これいいね~と買っているのを見かけました。私個人的には、お菓子ケースの缶が既製品(中身が違うお菓子で何度か見た入れ物)という部分が、いまいちでした。

ちょっとしたお土産店に行くと、よく見かける缶なんですよね(中身は違うけど)。
せっかくのコラボなら、オリジナルパッケージが良かったな~と思いつつ帰りました。

それにしても、とっても素敵な展示会でした。これが個人のコレクションだというのも二度ビックリです!珍しい展示会なので、この機会を逃すともったいないですよ~

※本コンテンツは個人の体験や感想をもとに独自に制作しています。
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